2022年11月に全世界に公開されてから、わずか2か月でユーザー数1億人を超えたChatGPT。
機能の高さもさることながら、ChatGPTの活用を発表した企業の株価が急騰するなど、様々な波及効果を示しています。
できれば早目に使い方をマスターして、仕事や私生活に活かしたいと思っていませんか?
本記事では、初めてでもChatGPTを使いこなせるよう、ChatGPTの特徴や具体的な使い方を解説していきます。
名前:Dai
SEO歴6年目の中古ドメイン大好きなSEOコンサルタント。本業は会社員。副業ブログをスタートして1年で月に3万円、2年で月収110万円達成。その数ヶ月後、コアアプデで奈落の底に。サイトM&Aで収益を確保しつつ、これまでの経験を基にSEOコンサル開始。中小企業や地域店舗をメインにSEO、MEOコンサル実施中。
ChatGPTを使い始める前に知っておきたいこと
それでは、実際にどういったことができるのか、ChatGPTの活用方法やメリット、使用上の注意点などについて説明していきます。
ChatGPTとは?
ChatGPTを一言で表すと、「テキスト生成が可能な高性能チャットボット」です。
対話形式で質問に回答したり、オリジナルの物語を作成したりと様々な用途に用いられます。
これまでのチャットボットにない特徴の一つとして、会話の流れや文脈に沿って返答することが挙げられます。
例えば、CahtGPTに「明日ピクニックに行く」という情報を与えます。
ピクニックに行くことに対するChatGPTのリアクションの後に、「ピクニック」という単語は出さずに「何を持って行ったらいいか」「雨が降ったらどうするべきか」と質問すると、ピクニックに関連して各質問に対し提案してくれるのです。
すなわち、ChatGPTは、現在話しているトピックは何か、またそのトピックについてこれまでにどんな質問をしたか記憶しています。
したがって、一貫性を保ちつつ、新しい質問への返答が可能になるのです。ChatGPTとチャットしていると、まるで実際の人間と話しているような感覚に陥りますね。
参考:https://appmaster.io/blog/openai-and-chatgpt
ChatGPTの活用方法とメリット
チャットボット
天気やニュース、レストラン、観光スポット、商品情報など様々な分野についての質問に回答します。
また、企業の顧客向けチャットボットサービスにも応用することも可能です。
コンテンツ生成
オリジナルの記事やストーリーなどの文章生成が可能です。ライターやジャーナリスト、作家のアイデア創造に役立てたり、作品の幅を広げることに貢献できる可能性があります。
文書を要約することもできるので、情報収集の効率化にもつながります。
実際にSEO記事を執筆できるのか、chatGPTの仕組みから検証してみました。
表計算やプログラミング言語への応用
Excelやスプレッドシートの関数やマクロ、プログラミングについて質問することも可能です。
ChatGPTのトップページに挙げられている活用例のように、期待通りに動作しないプログラムのコードをChatGPTに送信し修正方法を質問すると、コード内のバグを発見してくれます。
また、新たにベースコードやマクロを作成することも可能です。
以上のように、ChatGPTは様々な分野で活用され、業務を効率化させる可能性を秘めています。
AIの専門知識を持たなくても簡単に利用できるため、今後ビジネスや研究の現場で幅広く利用されることでしょう。
参考:https://openai.com/blog/chatgpt
日本語への対応
サイト内は基本英語で表示されていますが、チャット自体は日本語に対応しています。
前もって日本語に設定する必要はなく、日本語で会話を始めればChatGPTは日本語で返答します。
また、話し言葉と書き言葉のいずれの認識も可能です。
ただし、英語をベースにトレーニングされたモデルなので、英語よりも日本語の処理精度は低いと言われています。
参考:https://openai.com/blog/chatgpt
ChatGPTを使用する上で気を付けること
様々なメリットがありますが、注意が必要なことももちろんあります。
ChatGPTは、開発者によって用意された訓練データに基づいて学習しています。
もちろん様々な分野を網羅するように膨大な量を学習していますが、それでも訓練データに偏りや不足は生じます。
データに偏りや不足があると、それ従ってChatGPTの返答精度も低下します。
つまり、ChatGPTの返答は必ずしも正確であるとは限りません。
ChatGPTの返答をそのまま鵜呑みにするのではなく、ファクトチェックは必ず行いましょう。
また、入力したテキストは、機能改善のためにOpenAI社によって収集されます。
会社の機密事項などは、不用意に入力しないよう注意しましょう。
個人情報について気になる場合は、OpenAI社の利用規約に一度目を通しておきましょう。
最後に、ChatGPTはあくまでも機械だということをきちんと理解しておきましょう。
まるで人間と会話するように返答するので、ChatGPTからの情報を信用しがちです。
しかし、重要な決定はユーザー自身が責任をもって行いましょう。
参考:https://openai.com/blog/chatgpt
ChatGPTを使いこなすための基本的な使い方
上記の注意点を踏まえて、どうすればうまく使いこなせるのか、そのコツをここで伝授したいと思います。
アカウントを作成する
ChatGPTの使用には、メールアドレスと電話番号によるアカウント作成が必要です。
アカウントの作成方法について説明します。
- ChatGPTの提供元であるOpenAI社のページにアクセスする。
- トップページ左中央の「Try ChatGPT↗」をクリックする。
- 「Sign up↗」をクリックし、メールアドレスや電話番号を登録する。
- 二度目以降に使用する際は、登録したときのメールアドレスで「Log in↗」からログインする。
- データの使用やフィードバックの重要性などが書かれたポップアップが出てくるので、Nextを最後にDone押し、チャット画面に進む。
- それではさっそく、テキストボックスに質問を入れて、実際に何か聞いてみましょう。
質問を明確にし、簡潔な言葉を使う
ChatGPTが、ユーザーからの質問の意味をきちんと理解するためにも、質問を明確にすることが重要です。
質問内の情報が過剰であったり、冗長な表現を含む質問は、ChatGPTが理解できず、回答精度が低下することがあります。
回答を得たい情報について、明確かつ簡潔に表現しましょう。
ChatGPTに答えを知らないと主張された際も、少し言い方を変えることで、答えてくれる場合があります。
回答の信頼性を確認する
ChatGPTはときどき、間違った回答をすることがあります。
インターネット上の情報をもとに学習しているため、フェイクニュースを学習していることがあるからです。
また、ユーザーの質問について知らない場合も、ChatGPTは本当のことを言っているかのような返答を返すことがあります。
複数の情報源を参照したり、専門家に問い合わせたり、回答が正しいかどうか、必ずファクトチェックをしましょう。
CahtGPTからの回答はたたき台として使う
ChatGPTは、大学のレポートや就職活動のエントリーシート、記事などのコンテンツの自動生成にも利用でき、様々な作業の効率化が期待できます。
しかし、文章に個性がないと指摘されたり、文章が硬く要点がわからないなどと指摘されることも多々あります。
アイディアの素になる可能性はありますが、そのまま使用するのではなく原案やたたき台としての位置づけが現在のところはベストなのでしょう。
ChatGPTで作成したコンテンツも、人間の創造性には劣るということですね。
ChatGPTをスマホで使う方法
スマートフォンで利用する場合も、先ほど紹介した手順と同様に行えます。
スマートフォンのブラウザアプリでOpenAI社のホームページを開き、ログインすることで利用開始できます。
サイト内を日本語にしたい場合は、ブラウザの自動翻訳機能を使って日本語に変換することも可能です。
ChatGPTのエラーについて
ChatGPTのエラーの原因と対処法の記事です。随時追加していきます。
ChatGPTの使い方まとめ
さて、ChatGPTの活用の仕方について紹介してきましたがいかがだったでしょうか。
ChatGPTを利用するときの注意点は以下の3点です。
- 質問は明確かつ簡潔にする。
- ファクトチェックを行う。
- 回答を使って情報発信するときは人間の手を加える。
以上のことに注意しながら、あなたも最新AI技術の驚異を体感してみましょう。
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